注:鉄道の時刻は特記を除き2006年5月初旬の時刻です。
伊達紋別駅 |
伊達紋別駅に着きました。 今回、なぜこのような中途半端な区間から旅が始まるかというと、 レンタカーを使って洞爺湖・昭和新山を回っていたからです。 さてこの駅、駅名は「伊達紋別」ですが、 地元の人は「伊達」駅と呼んでいるようです。 実際、路線バスの行き先表示も「伊達駅前」です。 14時19分発の普通 長万部(おしゃまんべ)行きは 2両編成で、意外なことに待合室にいた8割強の人がこの列車に 乗るようです。みなさん特急は乗らないのでしょうか? |
小幌駅 |
大量の乗客に比例して2両だったのでそれほどの混雑ではなく、 長和・有珠・洞爺・豊浦…と停車するごとに少数の人たちが降りていきます。 礼文を過ぎると乗客の数は乗る前とほとんど変わらなくなりました。 車窓左側には穏やかな内浦湾が見えます。この海に沿って函館に 向かうわけです。 礼文の次は「日本一の秘境駅」とマニアの間で呼ばれている 小幌という駅です。トンネルの間から突如現れたホームは 列車が発車すると、暗黒に包まれすぐ消えてしまいました。 クルマでも訪問不可の駅だそうです。 |
長万部駅 |
海も見えなくなり、静狩に停車した後は、国道に並行した線路を ひたすら突き進むのみです。 3月までここには旭浜という駅がありましたが、廃駅と化してしまいました。 15時21分、気動車は長万部に到着しました。 大きな駅といえばそうかもしれませんが、ただ荒涼な原野のなかに あるような感じで、昔ここに長大な列車が数多く発着していた名残を 感じさせる駅です。 |
| さっそく長万部名物駅弁「かにめし」を買いに駅前へ。 それにしても身がたっぷり詰まったこの弁当が1000円とは驚きです。 駅前には「新幹線長万部駅の実現を!!」と堂々と書かれた 柱が立っていましたが、個人的には「そんなもの作って何になるのか」と 問いかけたくもなります。さっきの伊達駅では特急に乗る人が全然いなかったし、 東京からだったら飛行機の方が断然早いのに…。 |
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| 待合室にはたくさんの人がいます。 ここからは16時16分発 普通函館行きに乗りますが、 さっきとはうってかわって1両編成。 しかも、乗客は僕を含めて5人ほどしかいません。 このあたりの人はみんな札幌方面に行くのかな? この列車は海沿いの砂原経由です。 |
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八雲駅 |
駅弁を食べながら、車窓に浸る。これがたまんないです。 地元の老婆(失礼)や、学生は国縫[くんぬい]や北豊津[きたとよつ]などで 下車していきます。 ←のような駅舎を見るとなんとなく心が和むのは気のせいでしょうか。 しかし敷地の広さが、北海道らしさを一層引き立てます。 残りの乗客は3人。このあたりはまだ内陸で、海は見えません。 長万部を出てから最初の大きな駅、八雲に到着しました。 多数乗ってきますが、それでも1両編成で済むのですから 地方の過疎を感じさせます。 さて、左手から海と駒ケ岳が目に映ってきました。 |
桂川駅 |
どの駅もわずかな乗降があり、そして車窓が美しいです。 この辺は多少の家屋があり、原野を突き進むような感じは受けませんが、 右手を見ているとそういう感じはします(僕は左手に座ってますよ)。 石倉・桂川駅などは眺めがトップクラスで、思わず見とれてしまいました。 |
森駅 |
森駅には17時35分に着きました。この列車は特急の待ち合わせで、 20分ほど停車します。 駅を飛び出し、「いかめし」と看板が立っている阿部商店へ。 駅の係員さんは下車印を押してくれて、記念になりました。 |
| 戻ると、大学生らしき人たちがいっぱい乗っていて、通して乗ってきた客は 一人くらいしか見当たらなくなってしまいました(しかも同年齢くらい)。 特急とはちがって、短区間利用の客が多いのでしょうね。 夕日に映える駒ケ岳と内浦湾が美しいですね〜。 特急が向かいのホームに停車しているのを見ながら、待ちきれないので 「いかめし」をほおばりました。旨い! |
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七飯駅 |
夕暮れが迫ってきました。北海道はまだわずかな緑しかありません。 ここまで一睡もせず車窓を眺めてきましたが、 5時間近い乗車なのでさすがに睡魔に負け、ダウン。 だんだんと右側の方が景色が良くなっているのは気のせい? 七飯[ななえ]を過ぎるとあたりはもう真っ暗。 ここからラストスパートです。 |
函館駅 |
前の席の学生がちらちらこっちを見てきます。 道産子ではないと気づかれたか? 五稜郭から函館にかけては建物の明かりが数多く灯っていて、街にきたんだな と感じさせます。 気動車は19時30分ごろ、終点函館のホームに滑り込みました。 |
−おわり−